不動産ニュース / 開発・分譲

2023/3/28

世田谷の複合再開発がまちびらき

 第一生命保険(株)、丸紅都市開発(株)、相互住宅(株)、NTT都市開発(株)、野村不動産(株)の5社は27日、25日に「SETAGAYA Qs-GARDEN(世田谷キューズガーデン)」(東京都世田谷区)のまちびらきを行なったと発表した。

 京王線「仙川」駅徒歩10分、同「千歳烏山」駅徒歩15分、第一生命保険が保有していた約9haの敷地に、多世代集合住宅、地域スポーツ施設、地域コミュニティ施設等を建設するまちづくりプロジェクト。「地域の人々のwell-beingを高めるまち~多世代の住民が安心して、豊かに交流しながら、健康的に暮らし続けられるまち~」をコンセプトとしている。

 多世代集合住宅は、ファミリー向け分譲マンション「グランスイート世田谷仙川」(総戸数72戸、事業者:丸紅都市開発、相互住宅)、学生レジデンス「ウエリスアイビー世田谷仙川」(総戸数163戸、同:NTT都市開発)、健康増進型・賃貸シニアレジデンス「オウカス世田谷仙川」(総戸数186戸、同:野村不動産)からなる。地域スポーツ施設には、ランニングコースやテニスコート、野球場を設置。歴史的建築物を再生し、レンタルスペース、無人コンビニエンス、キッチン付きワークルームを併設した地域コミュニティ施設等を配した。

 25日に実施したまちびらきイベントを皮切りに、今後も地域住民のウェルビーイング向上のためのイベントを定期的に実施していく予定。

「SETAGAYA Qs-GARDEN」全体図

動画でチラ見!

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。