不動産ニュース / 開発・分譲

2023/3/31

有明のスポーツパーク整備事業の候補者に/東建他

メインエントランス完成イメージ

 東京建物(株)は30日、同社を代表企業としてTSP太陽(株)、(株)日テレ アックスオンから構成されるコンソーシアムが、東京都より「有明アーバンスポーツパーク整備運営事業」(東京都江東区)の事業候補者に選定されたと発表した。

 「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律」(PFI法)に基づき実施されるもので、事業者は施設等の設計・改修・建設後、10年間の運営・維持管理を行なう。

 事業対象地は「有明」駅、「国際展示場」駅より徒歩圏。敷地面積3万1,204.48平方メートル。大会レガシーゾーン(1万4,465.70平方メートル)、広場(3,607.05平方メートル)、多目的ゾーン(1万3,131.73平方メートル)で構成する。
 スケートボードパークや屋内ボルダリングなどのアーバンスポーツ施設に加え、屋外アスレチックやランニングスタジアムなどの運動施設、カフェやレストランなどの飲食施設を整備する。

 東京2020大会の感動や記憶を継承するとともに、施設運営や利用促進活動等を通したスポーツ振興により「スポーツウェルネス」のロールモデルエリアとなることを目指す。

 23年4月に基本協定、同年6月に事業契約を締結。全面開業は24年10月の予定。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

PFI

Private Finance Initiativeの略。民間資金によって公共施設等を整備する手法をいう。

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年4月号
市場を占う「キーワード」
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。