不動産ニュース / IT・情報サービス

2023/3/31

日鉄興和不、リアルメタバースPFへ出資

 日鉄興和不動産(株)は31日、リアルメタバースプラットフォーム「STYLY」を運営する(株)Psychic VR Lab(東京都新宿区、代表取締役:山口征浩氏)へ出資、同社と資本業務提携を締結したと発表した。

 「STYLY」は、都市空間と連動したXRコンテンツを制作・配信できるリアルメタバースプラットフォーム。世界中の都市の3Dデータが実装され、これを活用することで実空間と連動したコンテンツを制作・配信する。マルチデバイスに対応し、スマートフォンでのAR体験をはじめ、AR・MRグラスやWebブラウザ、VRHMD(ヘッドマウントディスプレイ)などのデバイスでコンテンツを体験することが可能。

 日鉄興和不動産は、2020年よりCVC活動をスタートし、23年3月時点で事業会社6社、ベンチャーキャピタル4ファンドに出資を実行している。

 今回の業務提携により、Psychic社のXRに関する知見・技術力を活用するとともに、同社が保有するリアルサイトを提供することで、リアルメタバース産業の育成に貢献していく。また、将来的にバーチャルとリアルが融合した新たなライフスタイル・ワークスタイルが一般化する社会に向けて、未来の不動産のあり方について共同で模索・検討していく。

この記事の用語

VR

情報技術を活用して、人工的に現実感を作り出すこと。英語のVirtual Reality(バーチャル・リアリティ)の略語で、「仮想現実」「人工現実感」などと翻訳されている。

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