不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/4/12

既存マンション成約価格、34ヵ月連続の上昇

 (公財)不動産流通推進センターは10日、全国の指定流通機構における2023年3月の既存住宅の成約動向を発表した。

 既存マンションの成約価格は3,523万円(前年同月比6.47%上昇)、平方メートル単価は53万6,100円(同6.79%上昇)と、いずれも34ヵ月連続の上昇となった。専有面積は66.88平方メートル(同0.76%減)と3ヵ月連続で縮小。築年数は24.19年(同0.71%上昇)と、22ヵ月連続で上昇した。成約件数は6,523件(同0.83%増)と3ヵ月ぶりに増加に転じた。

 既存戸建住宅の成約価格は2,672万円(同2.10%上昇)、建物面積は111.87平方メートル(同0.17%上昇)、土地面積は193.41平方メートル(同0.27%増)と、いずれも4ヵ月連続で前年同月を上回った。築年数も26.98年(同5.60%上昇)と14ヵ月連続の上昇となった。成約件数は3,579件(同0.39%増)と、3ヵ月ぶりに増加に転じた。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

レインズ

レインズ(REINS)とは、 Real Estate Information Network Systemの頭文字を並べた名称。国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構(「指定流通機構」という)が運営しているコンピュータネットワークシステムの名称である。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。