不動産ニュース / その他

2023/4/26

空き家を創業支援のシェアキッチンに再生

「アキサポキッチン」外観

 (株)ジェクトワンは25日、空き家を再生したシェアキッチン「アキサポキッチン」(神奈川県横須賀市)をオープンした。空き家を活用した創業チャレンジ型シェアキッチンは、横須賀市内では初の試み。

 同社は2016年から不動産の売買・仲介および空き家の活用を行なう事業「アキサポ」を展開し、約200件の空き家問題を解決してきた。

 同施設は、横須賀市上町に所在する元クリーニング店の空き店舗を再生したもの。60年間同地で営業し、地元で親しまれていた店舗だった。その店舗を横須賀市の「創業チャレンジ拠点整備支援補助金」を活用して再生した。

 プロ仕様の用具や設備を揃えたシェアキッチン、イートインスペース等で構成し、飲食業許可・菓子製造業許可を取得している。利用者は原則3ヵ月以上固定の曜日を契約して自分の店を開くことが可能で、飲食店を開業する際に発生する初期費用や建物・設備の維持管理費を抑えることができる。テストマーケティングでの活用や、創業支援につながることが期待される。

「アキサポキッチン」の店内

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お知らせ

2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。