不動産ニュース / 政策・制度

2023/5/12

地域特性を踏まえた住宅金融モデル事業で二次募集

 国土交通省は12日、「地域特性を踏まえた住まいづくりのための住宅金融モデル事業」の二次募集を開始した。

 地域の課題解決につながる住宅金融の市場を整備・拡大するため、地域金融機関による住宅政策の推進に資する先進的な取り組みに対して支援する。今回は、「マンション長寿命化融資促進モデル事業」「リバースモーゲージ・リスク分析事業」の2つに分けて事業提案を募集する。

 マンション長寿命化融資促進モデル事業は、マンションの共用部分の修繕に関する融資の分析モデルの構築および構築されたモデルについての事業化可能性の調査等が対象。リバースモーゲージ・リスク分析事業は、リバースモーゲージに関する金融上のリスク分析モデルの構築が対象となる。

 評価モデル・分析モデルの構築や融資商品の開発等に要する経費は、事業主体の1事業当たり2,000万円を限度に補助。事業実施に向けた体制整備や取り組みの周知に要する経費については、事業主体の1事業当たり1,000万円を限度に補助する。

 応募締め切りは6月12日まで。募集要領など詳細は、同省ホームぺージを参照。

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リバースモーゲージ

持家を担保に生活資金を融資し、所有者の死亡もしくは契約終了時に一括返済する仕組みをいう。 時間の経過とともに融資残高が増加していき、最終的に一括して返済されることが特徴である。

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