(一社)不動産協会は17日、オークラ東京(東京都港区)で定時総会を開催。2022年度の事業報告・決算と23年度の事業計画・予算が承認された。また総会終了後に、設立60周年の祝賀会を開催。斉藤鉄夫国土交通大臣を始めとする来賓等を含め約450人が出席した。
開会の挨拶に立った理事長の吉田淳一氏は、「当協会は1963年に社団法人として発足。高度経済最長期、バブルとその崩壊、アベノミクスによる経済開削、その後のコロナ禍と、その時代時代でさまざまな取り組みを実施してきた。今はコロナとの共存により経済活動が正常化、新たな飛躍に向けてのスタートを迎えている。さらなる活動の充実を目指し、わが国の経済・社会の発展に貢献できるよう、力を尽くしていく」と述べた。
乾杯の挨拶を行なった会長の菰田正信氏は「コロナが収まり経済活動が正常化する中、今後はSDGsの達成、DXやGXの推進が求められるだろう。まちづくりや良質な住環境の提供を通じ、さまざまな課題の克服へ貢献していく」と語った。