不動産ニュース / 開発・分譲

2023/5/19

大島にサテライトオフィス兼コワーキングスペース

ウェラゴ内観。壁にアート作品が装飾された落ち着いたワークスペース

 (株)フロンティアコンサルティングは18日、東京都大島町にサテライトオフィス「Izu-Oshima Co-Working Lab WELAGO(ウェラゴ)」を開所した。

 大島町が所有する大島椿公園の建物を利活用。既存建物をリニューアルし、同社がサテライトオフィスとして使用するとともに、島内外のワーカーにもコワーキングスペースとして無料で開放する。

 ウェラゴは約64平方メートルの2部屋で構成。建物正面から見て右の部屋である通称「MIGITE」には、アート作品を壁一面に飾り落ち着いた空間とし、リラックスして仕事に取り組めるスペースに仕立てた。左の通称「HIDARITE」は、机等のほかに遠隔地をつなぎ同室にいるかのようにコミュニケーションをとれる設備「tonari」と可動性の高い什器を導入。フレキシブルにスペースを活用できるようにしている。屋外スペースである通称「SHIBAFU」では、キャンプギアを活用すれば開放感のある環境でミーティングや作業に取り組める。

 同施設のオープンに先立ち、同社は地元大島を拠点にウェブメディアやコミュニティ事業を展開する(株)TIAM(東京都大島町、代表取締役社長:伊藤 奨氏)と業務提携契約を締結。オンライン・リアルの両方のコミュニティ形成に向けて、協働で取り組みを進める計画としている。

 また同日、大島町とフロンティアコンサルティングは、多様な働き方による地域活性化に関する連携協定を締結。コワーキングスペースの運営、オンラインコミュニティの運営による地域課題や地域創生に資する人口の創出、地域産業振興などについて連携して取り組む。

屋外スペースも、キャンプギアを活用しミーティング等ができるスペースに
開所式のテープカットは、「tonari」で東京・大手町と大島とをつなぎ実施

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地方創生

明確な定義はないが、地域社会が持続するための政策をいう場合が多い。狭義には、「まち・ひと・しごと創生法」に基づいて推進されている政策をさすこともある。

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