不動産ニュース / 開発・分譲

2023/5/30

長崎・大村市の複合施設開発、名称と概要を決定

 大和ハウス工業(株)、(株)日本エスコン、(株)イズミは30日、複合施設開発「新大村駅前市有地開発事業」(長崎県大村市)の名称を「SAKURA MIRAI SHIN OMURA(サクラ ミライ 新大村)」に決定。その概要を発表した。

 2022年9月に開業した西九州新幹線とJR大村線が乗り入れる「新大村」駅の隣接地で開発。長崎自動車道「大村」ICから約1km、長崎空港から約4kmに位置。総面積約2万5,400平方メートルの敷地に、分譲マンション2棟、商業施設5棟を建設する。

 日本エスコンが、ファミリー世帯をターゲットとした分譲マンション「レ・ジェイド新大村ステーションフロント」「レ・ジェイド新大村パークサイド」を開発。「ステーションフロント」は、JR「新大村」駅徒歩1分に位置。敷地面積4,520.48平方メートル、延床面積3,098.89平方メートル、鉄筋コンクリート造地上8階建て。総戸数119戸、間取り2LDK~4LDK、専有面積62.73~124.86平方メートル。
 「パークサイド」は、JR「新大村」駅徒歩3分に位置。敷地面積2,067.74平方メートル、延床面積7,431.49平方メートル、鉄筋コンクリート造地上8階建て。総戸数72戸、間取り2LDK~4LDK、専有面積60.87~92.02平方メートル。
 共用部にコワーキングスペース、キッズスペースを設置。専有部には、専用テラス付き住戸や100平方メートル超のプランなど、3LDKを中心に豊富なタイプを用意する。
 いずれも竣工は24年10月下旬、入居開始は同年11月下旬の予定。

 5棟の商業施設には、大村市初出店のスーパーマーケットや衣料品店などが出店する計画。クリニックや調剤薬局なども設置するほか、クリーニング店やスポーツジムなど多様な店舗構成により、地域住民の生活サービス向上に貢献する。

街区完成予想図

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コワーキングスペース

属性の異なる人々が共同で利用し、相互に交流することのできる仕事場。英語のcoworking space。業務のための場所を共有するだけでなく、利用者間の交流が生まれるところに特徴がある。また、交流を促すための行事などが実施される場合もある。

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