不動産ニュース / 開発・分譲

2023/5/31

TX「つくば」駅直結の複合施設開発/大和ハ

「(仮称)つくば市吾妻20街区プロジェクト」完成予想図

 大和ハウス工業(株)は、複合施設「(仮称)つくば市吾妻20街区プロジェクト」を6月1日に着工する。

 つくばエクスプレス「つくば」駅に直結し、敷地面積は7,689.38平方メートル。北棟・南棟・立体駐車場(353台)の3棟構成。北棟は鉄骨造地上4階建て、延床面積3,337.24平方メートルで、同社の茨城支店およびグループ5社のオフィスが入居する。南棟は鉄骨造地上5階建て、延床面積は1万188平方メートルで、オフィスと店舗で構成する中規模オフィス「d_ll(ディール)つくば」となる。南北両棟とも竣工は2024年9月末の予定。

 敷地内には、「つくば」駅改札口につながる屋外デッキ接続エレベーターを設置。南棟の1、2階は店舗フロアとして、飲食店やクリニック、フィットネスクラブなど16店舗を誘致する。3~5階のオフィスフロアのうち、3階はシェアオフィススペースとして提供し、スタートアップの交流拠点としていく。また、南棟2階の屋外デッキは隣接する商業施設にも接続しており、地域の回遊性創出にも寄与する。

 南北両棟の屋上には太陽光発電システム合計約70kWを設置する計画。これに同社が供給する再生可能エネルギー由来の電力を組み合わせることで、再エネ100%を達成する。

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第18回 ジバコー 「原点」を語る

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。