日本郵政不動産(株)は4日、「旧ゆうぽうと」跡地で開発を進めている大規模複合施設「五反田計画(仮称)」(東京都品川区)の建物名称を「五反田JPビルディング」に決定した。
同施設は、敷地面積約6,700平方メートル、延床面積約6万9,000平方メートル、鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造地上20階地下3階建て。オフィス、シェアオフィス、ホテル、多目的ホール、商業施設等で構成する。1階がフードホール、2階がシェアオフィス、3階が多目的ホール、2~12階がオフィス、14~20階がホテルとなる。
オフィスは、基準階フロア約1,000坪の無柱空間。スタートアップ向けシェアオフィスと機能を補完しあい、様々な企業とワーカーをサポートする。シェアオフィスは、都内5ヵ所で「co-lab(コーラボ)」を展開する、春蒔プロジェクト(株)が「co-lab五反田withJPRE」を運営。コワーキングスペース、ブース、3~30坪の15個室を設けるほか、水風呂完備の本格サウナも併設する。
また、ホテルは星野リゾートが運営。品川区運営の多目的ホールは、ホール形式で約400席、カンファレンス形式で約80席確保できる空間を整備する。
竣工は2023年12月の予定。