不動産ニュース / 開発・分譲

2023/8/2

東建、南浦和駅前の定借マンションが人気に

「ブリリア南浦和」完成予想モデル

 東京建物(株)は、定期借地権付き分譲マンション「ブリリア南浦和」(さいたま市南区、総戸数70戸(一般分譲59戸))の1期1次28戸の販売を6月末に実施。約8割の住戸に登録申込があった。駅ロータリー隣接という立地、JR京浜東北線始発駅最寄り、学習塾や人気の学校が集中する文教エリア、定期借地権分譲による値ごろ感等が評価され、地元在住の賃貸居住ファミリー層を中心に人気を集めた。

 同物件は、JR京浜東北線「南浦和」駅徒歩2分に立地する、鉄筋コンクリート造地上15階建ての分譲マンション。建設地は個人オーナー所有の駐車場跡地で、四方接道。同社が2095年2月末まで借り上げ事業化した。東側が駅前ロータリーに接し、道路を挟んだ西側に百貨店が隣接する。

 住戸は1フロア5戸で、2LDK1スパン、3LDK4スパン。専有面積は約58~74平方メートル。全戸が南東向き。ZEH-M Orineted仕様で全窓が二重サッシ。直床二重天井、天井高2,500mm。床暖房、食洗器などが標準。

 4月上旬にホームページを開設し、これまでのエントリー数は900件超。モデルルームを6月上旬にオープン。200組超の来場を集めている。1期28戸は坪単価約310万円。現在先着順受付中の6戸は、5,299万~6,899万円。登録申込者の6割が地元南区在住。隣接する浦和区、大宮区、川口市など京浜東北線沿いの在住者含め7割。地元賃貸住宅住まいのファミリー、プレファミリー層、実家があるなど地縁のあるユーザーが大半を占めている。

モデルルーム(3LDK、専有面積74平方メートル)
リビング隣接の収納をワークスペースへ改修した提案

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ZEH

年間に消費する正味(ネット)のエネルギー量がおおむねゼロ以下となる住宅。ZEHは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称で、和製英語である。

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