阪急電鉄(株)と阪急阪神不動産(株)は28日、複合施設「阪急西宮ガーデンズ プラス館」(兵庫県西宮市)を9月21日に開業すると発表した。
阪急電鉄「西宮北口」の南東エリアでは、2008年に阪急西宮ガーデンズの本館がオープン。18年秋には別館とゲート館を増設しており、今回のプラス館の開業をもって同エリアでの大規模開発が完了する。
「阪急西宮ガーデンズ プラス館」は、阪急電鉄「西宮北口」駅より徒歩3分に位置。周辺施設との回遊性を高めるため、3階部分で歩行者デッキに接続している。敷地面積約2,980平方メートル、延床面積約1万8,330平方メートル、鉄筋コンクリート造地上14階建て。
1・3階には、にぎわいを創出する飲食・サービス店舗や医療機関などを誘致。4~9階では、教育施設・健診センター・金融機関などのテナントのほか、サテライトオフィス「阪急阪神ONS西宮北口」や、不動産総合案内所「阪急阪神すまいのギャラリー」が出店する。10~14階は、賃貸マンション「ジオエント西宮北口」(総戸数112戸)とし、9月25日より入居を開始する。
環境保全に向けた取り組みも実施。2階東側外壁を壁面緑化とし、再生可能エネルギー由来の電力を導入。間伐材を利用した家具やリサイクルカーペットなど、環境配慮型製品も活用している。