不動産ニュース / その他

2023/9/4

「快眠のための家」の検証開始/長谷工コーポ

 (株)長谷工コーポレーションは、東日本電信電話(株)、(株)ブレインスリープと共同で、「快眠のための家」の検証を開始する。

 長谷工グループでは、「LIM」(建物に設置されたセンサーなどから収集される“暮らし情報”を活用する概念)を通じた暮らしの最適化の実現に取り組んでおり、今回の検証はその一環。賃貸マンション「サステナブランシェ本行徳」(千葉県市川市、総戸数36 戸)に実験住戸を設置し、睡眠の質を上げることが、疲労回復を促進。結果として生産性向上につながるという観点で検証する。

 実験住戸では、ブレインスリープの監修のもと、専有部内の照明制御、カーテン、ブラインド制御による太陽光取り入れの調節をはじめ、快適な温度・湿度・空気環境の構築、色や音、木質化によるリラックス効果などを検証していく。また、NTT東日本グループが提供する睡眠計測 API を活用したアプリケーションを開発。睡眠時の生体データと連携し、睡眠に最適な居住環境へと自動的に制御するスマートホームシステムを構築することで、ハードとソフトを融合した新たな形で、睡眠の質を向上させる環境を提供する。
 さらに、住民のセンシングデータの取得や定期的なアンケート実施。その効果を検証することで、睡眠の観点から、それぞれに最適な住空間の実現を目指していく。

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マンション

日本におけるマンションは、一般的には、鉄骨コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造で、3階建て以上の分譲共同住宅・賃貸共同住宅を指している。ただし、賃貸共同住宅の場合にはPC造・重量鉄骨造であっても、マンションと呼ばれることがある。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。