不動産ニュース / 開発・分譲

2023/9/15

東京建物、新潟県最高層の複合タワー計画

「(仮称)西堀通5番町地区市街地再開発事業」の低層部イメージ

 東京建物(株)は15日、「(仮称)西堀通5番町地区市街地再開発事業」(新潟市中央区)が、新潟市から都市計画決定の告示を受けたと発表した。

 同再開発の準備組合を事業主体として、同社と地元企業の廣瀨(新潟市西区、代表取締役:廣瀬徳男氏)が事業協力者として参画しているプロジェクト。新潟都心部の「古町地区」内に位置し、幹線道路に面した交通利便性の高さが特徴となっている。敷地面積は約9,440平方メートルで、A・B2つの街区で構成。それぞれ敷地面積はA街区約7,800平方メートル、B街区約1,640平方メートル。A街区には、地上37階地下1階建て、新潟最高層の高さ約150m、商業・事務所・住宅等で構成する複合ビルを建設。B街区は地上8階建ての駐車場となる予定。延床面積はAgaiku 約8万5,010平方メートル、B街区約9,510平方メートル。

 地域特性を生かした都市機能の整備が見込まれ、温浴施設や物販店舗といった商業施設、コワーキングスペースも設置し多様な働き方を支援する新潟市内最大級のオフィス、多彩な住戸面積タイプを備えて都市型シニア向け住宅も備えた住宅などを整備する。

 また、交通結節機能を強化するため、広場スペースを中心に整備。計画地の外周には歩道上空地や、歩行者通路の整備などを進めて歩行者ネットワークの形成を図る。

 景観デザインには藤本壮介建築設計事務所を起用し、同地区の玄関口としての機能を付与する。

 2025年以着工。竣工は29年の予定。

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。