積水ハウス(株)は、(株)博報堂と共同で、ビッグデータのAI解析により住まい手の潜在意識を可視化。20日、さまざまなサービス提供者との新サービスの共創を目指していくと発表した。
同社は、2021年12月から提供しているスマートホームサービス「PLATFORM HOUSE touch(プラットフォームハウス タッチ)」を1,800戸以上に提供。それらを通じ、間取りや家族構成などと紐付けた住まい全体に関わる生活の総合データを「生活ログ」として蓄積してきた。
その「生活ログ」を、個人情報を排した形でAI解析することで、「生活モーメント」(住まい手の特徴的な生活意識が現れる瞬間)を推測・可視化。さらに、「生活モーメント」をAI解析し、住まい手の「生活習慣」や「行動の源泉(潜在意識)」も可視化する。
それら蓄積されたデータをサービス事業者に広く提供する共創データベースを構築。住まい手のニーズを先回りして捉えることで、それぞれの住まい手に寄り添ったサービス(新サービス、既存サービスのバージョンアップ)の開発・提供を推進していく。
なお、蓄積されたデータは、住まい手へより豊かな暮らしを提供するために使用するもので、事前に同意を得た住まい手のデータのみを解析に利用する。