ダイビル(株)は6日、開発中の「札幌ダイビル再開発プロジェクト」(札幌市中央区)の計画概要を発表した。
札幌市営地下鉄南北線「大通」駅と「すすきの」駅の間に立地。2019年に3物件を取得し、23年6月から既存建物解体に着手。オフィス・ホテル・商業店舗で構成する複合ビルを開発する。24年6月から新築工事に着工する予定。
敷地面積約3,150平方メートル。地上19階地下2階建て、延床面積約4万2,000平方メートル。地下2~地上2階が商業店舗(延床面積約5,000平方メートル)、3~8階がオフィス(同約1万9,000平方メートル)、10~18階がホテル(約1万6,000平方メートル)となる。
ホテルは、(株)テイクアンドギヴ・ニーズが手掛けるラグジュアリーブティックホテル「TRUNK(HOTEL) SAPPORO(仮称)」(客室数100~110室)を誘致。同ホテルの展開は北海道では初となる。カフェ&バーラウンジやレストラン、ボードルーム、スパ、ジム、チャペル、バンケットなどの付帯施設を用意している。想定客室単価 6万~60万円。
竣工は27年1月末、ホテル開業は同年春の予定。