不動産ニュース / 開発・分譲

2023/11/9

名古屋に3件目の物流施設/ESR

「ESR 名古屋南ディストリビューションセンター2」外観

 ESR(株)は9日、マルチテナント型物流施設「ESR 名古屋南ディストリビューションセンター2」(名古屋市港区)の竣工を発表した。名古屋市内では3件⽬。

 名古屋⾼速3号⼤⾼線「笠寺」IC約2.8km、伊勢湾岸⾃動⾞道「東海」IC約7kmに立地。敷地面積2万4,795平方メートル、4階建てで、延床⾯積は4万8,844平方メートル。

 敷地内には海上コンテナトレーラーに対応できるエリアも含め、トラック待機場を計19台備える。最⼩賃貸⾯積は約4,430坪。賃貸区画は1階を3区画に分け、2~4階までの3フロアを組み合わせた2層使いとなっており、最⼤3テナントへ分割が可能。梁下有効⾼は5.5m、柱ピッチは間⼝11m×奥⾏き10.5mで、物流運営の汎⽤性と保管効率を重視した設計とした。

 就労者に配慮し、休憩ラウンジ、パウダールーム、バリアフリー設備などを完備。また、全館 LED照明、環境配慮型照明システム、ヒートポンプ式空調、節⽔型衛⽣器具の採⽤など、環境や省エネルギーに配慮した持続可能な物流施設として、CASBEEのAランク、BELSの5スターを取得している。最⼤約1,500kWの⾃家消費型太陽光発電システムや、EVトラック・⾃動⾞⽤の⾼速充電ステーションの設置も計画。CO2削減に貢献していく。

 総投資額は110億円。

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物流施設

貨物の保管・仕分けなどのための施設。物流センター、倉庫などであるが、保管機能だけでなく流通加工の機能を備えたものもある。必要な設備は貨物の性質や施設の用途によってさまざまで、その立地は、輸送方法や用途に応じて選定される。倉庫事業者が施設を建設し、賃貸する方法で運営されている場合が多い

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