不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/11/16

購入時のチェックポイントは「立地」「駐車場」「給湯器」

 アットホーム(株)は16日、「不動産のプロが選ぶ!『中古マンション購入時にチェックするポイント』ランキング」を発表した。中古(既存)マンションの購入を検討している顧客に対応した全国のアットホーム加盟店が対象。9月6~13日にインターネットでアンケート調査した。有効回答数は735。

 条件のトップは、「立地(駅までのアクセス)」で65.3%が回答した。2位は「管理費や修繕費の妥当性」(61.8%)、3位は「周辺環境」(58.6%)。不動産会社のコメントでは、「売却することを考えると立地は重要」「(管理組合などの)総会議事録を閲覧すれば、当該マンションの抱える現在の問題と将来の問題がわかる」などのコメントがあがった。

 設備(外観・共用部分)では「駐車場の有無、管理状況」が75.5%でトップ。2位は「エレベーター(数や管理状況)」(66.9%)、3位「駐輪場の有無、管理状況」(61.6%)となった。「機械式駐車場の場合は高さ制限を確認する」「小さいお子様がいる場合、保育園送迎用の電動自転車を置けるスペースがあるかを気にされることが多い」など。

 設備(室内)では、「給湯器(交換時期など)」が64.2%でトップ。2位「お風呂(清潔さ・シャワーの水圧など)」(61.5%)、3位「床(きしみ・ゆがみなど)」(60.5%)。「給湯器など経年劣化の影響を受けるものをチェックしておくと、交換時期を予測できる」「追焚き可能かモチェックしたほうが良い」などのコメントが挙がった。

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