不動産ニュース / 開発・分譲

2023/11/16

内幸町の再開発ビルにフィルム型ペロブスカイト太陽電池

 中央日本土地建物(株)など6社は、開発を進めている「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」で建設予定の建物に、フィルム型ペロブスカイト太陽電池(PSC)を採用すると発表した。

 PSCは積水化学工業(株)が開発したもので、「薄い」「軽い」「曲げられる」といった特徴がある。従来の太陽電池は耐荷重や風圧への対応、高額な更新コストといった課題があり、高層ビル等での設置が進んでいなかったが、PSCの特徴を生かした新たな設置方法を考案したことで、技術的・経済的な課題を解決できる見込みとなった。

 設置場所は、建設予定のサウスタワーのスパンドレル部(各階の床と天井の間の防火区画の外壁面)。サウスタワーでの発電容量は定格で1,000kWを計画しており、これを実現すると、世界で初めて「PSCによるメガソーラー発電機能を実装した高層ビル」となる予定。

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お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。