不動産ニュース / 開発・分譲

2023/12/8

NTTUD、せんだい都心再構築PJの初弾が竣工

「アーバンネット仙台中央ビル」外観

 NTT都市開発(株)は8日、複合ビル「アーバンネット仙台中央ビル」(仙台市青葉区)を竣工したと発表した。

 震災復興の次なるステージを目指し都心部の機能強化を図る同市の取り組み「せんだい都心再構築プロジェクト」の第1号物件となる複合ビル。地下鉄「仙台」駅徒歩5分に立地。敷地面積約3,073平方メートル、鉄骨造一部鉄筋コンクリート造免震構造地上19階地下1階建て。延床面積約4万2,132平方メートル。建物内で使用される使用電力は全て再生可能エネルギーとし「CASBEE-建築(新築) Sランク」や、「ZEB Ready」(オフィス部分のみ)を取得した。

 オフィスフロアは、仙台駅西側エリアで最大級となる、1,781平方メートルの整形空間を確保。ワーカーズラウンジやテラスを設置することで、ABWの推進を可能とする。

 同社と仙台市による「都心部の活性化に関する連携協定」に基づき、産学官協働のスタートアップ創出支援拠点を開設。同社と仙台市・宮城県・東北大学等が協力してイノベーション創出を目指す。コワーキングスペースやカンファレンス施設等で構成。産官学が一体となりAI・IoT技術に関する共同実証環境を提供するNTT東日本「スマートイノベーションラボ仙台」と連携した取り組みも行なう。

 また、企業PRや地域連携の場となるイベント広場やオープンスペースを設ける。周辺エリアの結節点としてキッチンカーを誘致するなどし、新たな魅力づくりに貢献する。開業は24年3月の予定。

コワーキングスペース

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お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。