(公財)不動産流通推進センターは22日、2023年通年および23年12月の指定流通機構の活用状況を発表した。
23年の新規登録件数は425万9,525件(前年比0.6%増)。月平均で35万4,960件の物件が登録された。物件別では、売り物件が139万196件(同17.8%増)、賃貸物件が286万9,329件(同6.1%減)。売り物件の取引態様別物件数は、専属専任媒介が13万5,344件(同9.7%増)、専任媒介が45万8,577件(同33.0%増)、一般媒介が28万5,316件(同20.5%増)となった。
同年末時点の総登録件数は91万1,170件(前年末比7.4%増)で、このうち売り物件が40万3,517件(同31.7%増)、賃貸物件が50万7,653件(同6.4%減)。売り物件の成約報告件数は、17万8,479件(前年比2.1%増)だった。
なお、23年12月の新規登録件数は31万83件(前年同月比0.2%減)と、3ヵ月連続のマイナス。前月比では2ヵ月連続のマイナスとなった。成約報告件数は4万5,512件(同8.9%増)で、8ヵ月連続のプラスに。前月比ではプラスに転じた。総登録件数は91万1,170件(同4.5%増)と、9ヵ月連続のプラス。前月比では9ヵ月ぶりにマイナスに転じた。