国土交通省は16日、虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合が申請していた再開発を民間都市再生事業計画として認定した。
同計画は、東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅前の計画区域(約1.1ha)に、オフィス・店舗・ビジネス支援施設等で構成する大規模複合施設を開発する。延床面積は約11万9,886平方メートル、地上29階地下4階建て。中央日本土地建物(株)、(独)都市再生機構(UR都市機構)、住友不動産(株)が参加組合員として参画する。
「虎ノ門」駅周辺の都市基盤の強化や産官学連携のビジネス創出・交流施設の整備により、国際的なビジネス交流拠点の形成を図る。駅と一体となった地上・地下広場やバリアフリー動線を整備し、駅の利便性・安全性を向上。官庁街との近接性を活かし、産官学連携の場となるビジネス創出・交流施設を整備し、国際水準のビジネス環境の形成に貢献する。また、地域冷暖房やコジェネレーションシステムを導入し、災害時の熱供給・電力供給を可能にするとともに環境負荷低減を図る。
1月22日に着工済み。竣工は、2027年6月の予定。