不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/2/27

「勝どき・晴海エリア」の既存M、平均坪単価500万円超え

 三井不動産リアルティ(株)は27日、東京ベイエリアにおける2023年第3四半期(10~12月)の中古(既存)マンション売買マーケット動向を発表した。

 同社が独自に集計している「東京ベイエリアピックアップマンション」のデータを基に最新動向を調査。対象エリアは「芝浦・台場エリア」「品川・港南エリア」「豊洲エリア」「有明・東雲エリア」「月島エリア」「勝どき・晴海エリア」で、対象マンションは計126棟・5万9,620戸。

 当期の全体での平均成約坪単価は468万円(前期比5.1%上昇)と3期連続で上昇し、集計開始以降の最高値を記録した。成約件数も423件(同42件増)と2期連続の増加で、かつ前年同期より約1.3倍と大幅に増加し、集計開始以降の最高値を更新している。

 「HARUMI FLAG」で話題を集めている「勝どき・晴海エリア」は、平均成約坪単価513万円となり、集計開始以降最高値を更新。成約件数116件と前期比横ばいで推移。前年同期比でみると、平均成約坪単価は19.5%増、成約件数は24.7%増と大幅に上昇した。また、平均成約価格は1億1,061万円(同9.7%増)となり、同エリアの成約件数のうち約47%が成約価格1億円超の取引だった。

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マンション

日本におけるマンションは、一般的には、鉄骨コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造で、3階建て以上の分譲共同住宅・賃貸共同住宅を指している。ただし、賃貸共同住宅の場合にはPC造・重量鉄骨造であっても、マンションと呼ばれることがある。

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