リゾートトラスト(株)は25日、会員制リゾートホテル「サンクチュアリコート高山 アートギャラリーリゾート」(岐阜県高山市、総客室数121室)を開業した。
都会の喧騒から離れた空間で新たな滞在体験や価値を提供するというコンセプトの「サンクチュアリコート」の初弾となる施設。JR 高山本線「高山」駅から車で4分の、旧飛驒高山美術館跡地に立地。敷地面積約1万6,244平方メートル。鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、プレストレストコンクリート造地上6 階地下1 階建て。
客室は全室スイートルーム。白を基調にブロンズの装飾を施した「洋ルーム」や、和とアートが融合する高山の自然らしいぬくもりをイメージした「和モダンルーム」なども用意した。
ガーデンテラスと一体となったダイニングを有するイタリア料理レストランや、温泉、ドッグランなどの付帯施設も設けた。また、旧飛騨高山美術館から作品を受け継いだ「飛騨高山美術館」も併設。ホテルと美術館が融合した「アートギャラリーリゾート」として運営する。
会員権価格は781万〜3,685 万円(税込み)。2021年6月に販売開始し24年2月末時点の販売進捗率は約9割となっている。