不動産ニュース / 政策・制度

2024/3/29

不動産価格指数、住宅総合は前月比0.9%上昇

 国土交通省は29日、2023年12月の不動産価格指数を公表した。10年の平均を100として算出している。

 同月の住宅総合指数(季節調整値)は、137.1(前月比0.9%増)。物件種別では、住宅地114.6(同0.1%減)、戸建住宅118.5(同2.0%増)、区分所有マンション196.2(同1.2%増減)だった。

 都市圏別では、南関東圏は住宅総合148.2(同1.7%増)、住宅地128.3(同1.3%減)、戸建住宅125.5(同4.7%増)、区分所有マンション190.8(同1.7%増)。名古屋圏は住宅総合116.4(同0.8%減)、住宅地99.8(同0.8%減)、戸建住宅110.0(同1.3%増)、区分所有マンション185.0(同1.0%増)。京阪神圏は住宅総合142.0(同1.7%減)、住宅地123.2(同1.1%減)、戸建住宅121.4(同2.4%減)、区分所有マンション193.5(同0.4%減)。

 東京都の住宅総合は160.8(同1.2%増)、住宅地137.2(同0.1%減)、戸建住宅134.2(同4.1%増)、区分所有マンション194.8(同2.6%増)となった。

 なお、同年第4四半期の商業用不動産の不動産価格指数(季節調整値)も発表。商業用不動産総合は140.7(前期比1.9%増)。物件種別では、店舗149.2(同1.9%減)、オフィス169.4(同3.0%増)、マンション・アパート(一棟)164.3(同4.1%増)。

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不動産価格指数

不動産価格の動向を示すべく指数化した統計データ。国土交通省が2012年8月から公表している。

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