不動産ニュース / 政策・制度

2024/4/2

子育て支援型共同住宅推進事業の募集開始

 国土交通省は、2024年度の「子育て支援型共同住宅推進事業」の提案募集を、1日から開始した。

 共同住宅(分譲マンションおよび賃貸住宅)を対象に、事故防止や防犯対策等の子供の安全・安心に資する新築・改修の取り組みや、子育て期の親同士の交流機会の創出に資する居住者間のつながりや交流を生み出す取り組みを支援する。

 対象は「転落防止の手すり等の設置」や「ドアや扉へ指詰め防止工事」、「チャイルドロックや立消え防止等の安全装置が付いた調理器の設置」等の20項目。新築の場合は全項目の実施が必須で、改修の場合は「転落防止の手すり等の設置」が必須となる。

 「子供の安全確保に資する設備の設置」については、新築が事業費の10分の1、改修は3分の1(戸当り上限100万円)を、「居住者等による交流を促す施設の設置」については、新築が事業費の10分の1、改修は3分の1(戸当たり上限500万円)をそれぞれ補助する。

 事務局による事前審査を受けた上で、2025年2月28日までに交付申請書をメールで提出する。詳細は同省ホームページを参照。

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編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

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