
大和ハウス工業(株)は9日、マルチテナント型物流施設「DPL岩手金ケ崎II」(岩手県胆沢郡金ケ崎町)を着工すると発表した。
「岩手中部(金ケ崎)工業団地」内に開発する、同社岩手県内7棟目のマルチテナント型物流施設。「DPL岩手金ケ崎」に隣接しており、東北自動車道「北上金ケ崎IC」まで約3.7kmと、各幹線道路からもアクセスに優れ、北東北エリアへの配送拠点としても適した立地。
敷地面積は約4万2,091平方メートル。建物は鉄骨造平屋建て、延床面積は約2万239平方メートル。最大2テナント(1区画:約1万3,000平方メートル・約6,900平方メートル)が入居可能で、各区画に事務所を設置する。また、施設内に47台分のトラックバースを設け、天候の影響を受けず荷物の積み降ろしができる仕様とする。
効率的な物流施設の運営をサポートするトラックの入場予約システムやオンラインチェックインシステムの採用も可とし、トラックドライバーの時間外労働の上限規制が適用された中、効率的なオペレーションを支援していく。
竣工は2025年6月30日、入居は同年7月上旬の予定。