不動産ニュース / 開発・分譲

2024/4/18

京都の空き家を1棟貸しの宿泊施設に再生

従前の物件は5年ほど空き家状態となっていた
リノベーション後は和とモダンのイメージを融合した1棟貸しの宿泊施設に

 (株)ジェクトワンは18日、空き家となっていた築約33年の木造瓦葺2階建てを、1棟貸しの宿泊施設「ANJIN Gosho Ebisugawa」(京都市中京区)に再生。5月1日にオープンすると発表した。

 京都市営地下鉄烏丸線「丸太町」駅徒歩5分、JR「京都」駅より車で約15分に位置。延床面積は121.77平方メートル。2020年にオープンした京都・白川の「ANJIN Gion Shirakawa」に続く第2弾となる。

 同社が展開する空き家活用サービス「アキサポ」を活用。自宅の住み替えに伴い、5年ほど空き家状態となっていた。インバウンドに宿泊需要のあるエリアであること、インバウンド需要も回復していることから、高級1棟貸し宿泊施設として活用するプランを提案した。

 再生にあたっては、京都のまち並みに合った空間を前提に、和とモダンのイメージを融合した施設となるようリノベーション。1階は、リビング・ダイニング・浴室が一面に広がるモダンな空間に。2階はもともとの居室空間を生かした。バリアフリーを考慮し、外部から玄関にかけてはスロープを設置している。

 7名まで宿泊可能。予約・宿泊料金などは公式サイトを参照。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。