積水化学工業(株)住宅カンパニーとリノベる(株)は19日、両社で協業するすべてのZEH水準のリノベーション物件に「省エネ性能ラベル」の表示を開始すると発表した。
2024年4月より新築時に省エネ性能表⽰が義務化されることを受け、両社は既存住宅でも省エネ性能を確認して住宅を購入する時代が到来すると判断。将来を見据えて、リノベーション物件に「省エネ性能ラベル」の発行を実施することとした。不動産ポータルサイトをはじめとした広告媒体に表⽰するほか、物件内への掲⽰や、内覧時に消費者への説明も行なっていく。
発行・表示第1号として、リノベーション済みマンション「東急ドエル・アルス千住」(東京都荒川区、総戸数116戸)の1室の販売を、4月から開始した。
東京メトロ⽇⽐⾕線「南千住」駅徒歩8分に立地。1987年築。専有面積76.81平方メートル。間取り3LDK+2S。販売価格5,980万円。BELS評価「ZEH Oriented」取得。省エネリノベーション住宅の基準「R1住宅エコ★★(ツースター)」に適合する。
両社は今後も買取再販区分マンションのほか、1棟分譲マンションや1棟賃貸レジデンス、個⼈向けリノベーション等で、「省エネ性能ラベル」の表示に対応していく。