不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/6/10

マンション購入、妥協できる条件トップは「築年数」

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は10日、「不動産のプロに聞いた!『ファミリー世帯がマンション購入時に妥協しているポイント』ランキング」を発表した。

 マンション購入を検討しているファミリー世帯の接客を担当したことがある、という同社加盟店を対象にインターネットによるアンケート調査を実施。条件、設備、周辺環境という3点について購入時に妥協しても問題ないと考えたポイントをそれぞれ聞いた。調査期間は3月13~19日。有効回答数は425。

 条件面の1位は「築年数」(40.9%)。「外観のデザイン」(40.5%)、「階数(所在階)」(39.3%)と続いた。築年数について、不動産会社からは「築年数の古さはリフォームで改善できる」「希望のエリアや間取り、広さが優先される」といったコメントが寄せられた。

 設備面では「床暖房」(52.2%)がトップに。2位が「食器(洗浄)乾燥機」(40.9%)、3位が「ホームセキュリティ」(29.2%)の順。床暖房については、「エアコンなどの代替手段がある」「後からリフォームで付けられるものは、購入時の条件に含めなくていい」という回答が目立った。

 周辺環境面については「コンビニが近い」(32.9%)、「ドラッグストアが近い」(30.4%)、「病院が近い」(26.1%)の順だった。コンビニが近いという点については、不動産会社から「スーパーマーケットが近くにあれば問題ない」というコメントがあった。

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