
北海道セキスイハイム(株)は8日、STVハウジングプラザ宮の沢(札幌市手稲区)内に、体感型ショールーム「ハイムギャラリーパーク札幌」をオープンした。
家づくりを学ぶ「スタディギャラリー」と実空間展示の「モデルルーム」からなる住宅展示場タイプの複合型施設で、建物は地上2階建て、延床面積269.09平方メートル。北海道での家づくりに関する一般的な知識やこれからの住宅に求められるレジリエンス機能、長く快適に住み続けるために必要な住性能などについて、映像や実物模型で体感しながら学ぶことができる場としている。
住まいの工法模型や実際の部材などを展示し、一般的な日本の住宅建築の構造や工法を紹介する「家づくりスタディギャラリー」、工場生産やボックスラーメン構造などを説明する「ハイムスタディギャラリー」、スマートハウスについて伝える「未来の家スタディギャラリー」の3つで構成。「モデルルーム」では、家族と一緒に居ながら個人がリラックスできる空間づくりなどを提案する。
また、2016年の熊本地震や18年の北海道胆振東部地震などを例に、4Dシアターで自然災害の脅威を学ぶ「巨大地震体感4Dシアター」を設置。一般的な鉄骨建築の屋外での溶接作業をヘッドマウント型360度VR体感装置で体験できる「一般建築作業VR体感」や、タッチセンサー技術を活用した映像対話型コンテンツで未来の暮らしを見据えたスマートハウスを学ぶコンテンツなども用意している。