不動産ニュース / 開発・分譲

2024/6/12

大山の再開発マンション、17日に1期登録開始

「シティタワーズ板橋大山」完成予想図。左が「サウスタワー」、右が「ノースタワー」

 住友不動産(株)は、(株)フージャースコーポレーションと共同で開発中の分譲マンション「シティタワーズ板橋大山サウスタワー」(東京都板橋区、総戸数239戸(うち非分譲住戸54戸)、店舗3区画)の1期27戸の登録受付を17日から開始する。

 同物件は、両社が組合員として参画している「大山町クロスポイント周辺地区第一種市街地再開発事業」の一つ。東武東上線「大山」駅より約300m、約0.7haを施行区域とする大規模複合開発。4つの街区に分譲マンション、商業施設、子育て支援施設などが順次開発される。両社は同物件のほか、都市計画道路を挟んだ北側の街区で、「シティタワーズ板橋大山ノースタワー」(総戸数88戸、店舗6区画)を開発・販売する。

 「サウスタワー」は、「大山」駅徒歩3分に立地。建物は、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上26階地下1階建て。住戸は、2LDK・3LDK、専有面積約53~72平方メートル。内廊下方式、基準階は1フロア10戸。天井高は2,600㎜。Low-Eサッシ、床暖房、食洗器、ディスポーザー、天然石天板キッチン・洗面所、ミストサウナなどが標準。共用施設は、屋上テラス、パーティルーム、テラスラウンジなど。

 1期27戸は、18~21階住戸を中心に販売。販売価格は9,400万~1億5,900万円。坪単価は約650万円。全戸平均の坪単価は500万円台後半となる見込み。2023年11月にホームページを開設し、現在までの問い合わせ数は約3,000件。24年1月からオンライン見学会を開催し、約500組が参加。池袋の総合マンションギャラリーに設けたモデルルームの内覧者数は約300組。購入検討者の4割は地元板橋区在住、4割強は23区在住者で、都内タワーマンションを広く検討している層。職業も会社員、会社経営者で8割、年齢層も30歳代と40歳代で7割、家族構成もシングル、ファミリー、プレファミリーがほぼ拮抗するなど、実需層中心に幅広いユーザーが検討しているという。

 「サウスタワー」の竣工予定は、24年10月。再開発建物全体の竣工予定は同年12月。なお、「ノースタワー」の販売スケジュールは未定。

モデルルーム

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