三井不動産(株)と鹿島建設(株)は17日、新築オフィスビル「日本橋本町 M-SQUARE」(東京都中央区)を着工したと発表した。
計画地は東京メトロ半蔵門線・銀座線「三越前」駅徒歩4分、東京メトロ銀座線・東西線・都営浅草線「日本橋」駅徒歩5分、JR総武本線「新日本橋」駅徒歩6分など、複数路線からアクセスできる立地。敷地面積約1,433平方メートル、鉄骨造地上12階地下1階建てのビルを建設する。建物の高さは約50m。
基準階専有面積は約960平方メートル。ワーキングエリアに加えてコミュニケーションエリアや会議室なども含めて効率の良いレイアウトを可能とする。BCP対策として、非常用発電機を設置し、停電時には共用部・専有部に72時間電気供給を行なう。
外構や屋上庭園には高中木や低木地被類の複層的な植栽配置により緑豊かな空間を実現。息抜きやランチタイムのリフレッシュに活用できる空間を創出する。ウェルネスにも配慮し、階段の壁面や踊り場の意匠性により、屋内階段の利用を促す。環境に配慮したオフィスビルとして、ZEB Ready認証(建物全体)、DBJ Green Building認証(プラン認証)、CASBEE-Aランク(自己評価)を取得する予定。
竣工予定は2025年11月。