KDX不動産投資法人(旧・ケネディクス・オフィス投資法人)は18日、2024年4月期決算を発表した。
同投資法人は23年11月1日付でケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人、ケネディクス商業リート投資法人を吸収合併し、商号を変更。合併後初決算となる当期(23年11月1日~24年4月30日)は、営業収益386億5,400万円(前期比132.1%増)、営業利益173億4,600万円(同131.5%増)、経常利益150億4,900万円(同129.0%増)、当期純利益323億8,700万円(同392.9%増)。1口当たりの分配金は3,927円(同3,818円減)となった。
期中に「リバーシティ21イーストタワーズII」「沖縄プリンスホテル オーシャンビューぎのわん」など、居住用、商業、物流、宿泊など7施設を452億2,100万円で取得。オフィスビル2棟と投資有価証券1件を合計110億8,000万円で譲渡した。期末の保有物件稼働率は98.8%となっている。
次期(24年10月期)については、営業収益386億100万円、営業利益190億2,000万円、経常利益165億7,400万円、当期純利益165億7,400万円、1口当たり分配金は3,924円を見込む。