野村不動産ホールディングス(株)は4日、2030年に全体竣工を予定する大規模開発「BLUE FRONT SHIBAURA(芝浦プロジェクト)」を資金使途とする「芝浦グリーンボンド」の発行条件を決定した。23年10月にも起債しており、今回が2回目。
同社グループでは、持続可能な社会の発展に貢献するための資金調達を行なうことを目的として、サステナブル・ファイナンスにより今後5年間(28年3月期まで)で5,000億円の追加調達を目標としている。
今回の社債総額は300億円。利率は年0.913%。同プロジェクトは街区全体でのカーボンニュートラル実現を目指して開発を進めているもので、その開発資金を目的とした同社子会社への投融資資金とする。
4日時点ですでに金融機関・保険会社等32の機関投資家から投資表明を受けている。