不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/7/9

都心5区ビル空室率わずかに改善。4%台継続

 三幸エステート(株)は9日、2024年6月度の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)と全国6大都市(東京23区と札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡の5市)の大規模ビル(1フロア当たりの面積200坪以上の賃貸オフィスビル)のマーケットデータを公表した。

 東京都心5区の空室率は4.22%(前月比0.11ポイント低下)。低下の主な要因としては、港区の既存ビルを中心にまとまった面積の成約があったことが挙げられる。退去前を含む募集床の割合を示す潜在空室率も6.40%(同0.41ポイント低下)と、空室率同様に前月から低下した。

 1坪当たりの平均募集賃料は2万8,444円(同98円上昇)。前月から上昇したが小幅な動きにとどまり、横ばい傾向が続いている。募集面積は59万2,921坪(同3万3,907坪減)。

 全国6大都市の空室率は、東京23区4.5%(同変動なし)、札幌市3.1%(同0.2ポイント低下)、仙台市6.6%(同0.2ポイント低下)、名古屋市4.2%(同0.4ポイント低下)、大阪市3.8%(同0.4ポイント上昇)、福岡市3.8%(同0.1ポイント低下)だった。

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