不動産ニュース / 開発・分譲

2024/8/1

「所沢」駅西口に商業施設、9月24日開業

「エミテラス所沢」外観

 (株)西武リアルティソリューションズと住友商事(株)は7月31日、共同で開発する商業施設「エミテラス所沢」(埼玉県所沢市)が竣工したと発表。9月24日に開業する。

 西武池袋線・新宿線「所沢」駅西口の「所沢駅西口土地区画整理事業」地区内に開発する、広域集客型の商業施設。敷地面積約3万4,000平方メートル、RCST造(柱:鉄筋コンクリート造、梁鉄骨造)・一部鉄骨造地上7階建て、延床面積は約12万9,000平方メートル。店舗面積は約4万3,000平方メートル。

 DX・AIを活用した最新鋭のシステムを導入し、駐車場の空き台数の表示や、館内のレンタルベビーカートの貸し出し状況、トイレ・授乳室の利用状況等を可視化するサービスを提供する。
 「センターコート(仮称)」には、国内の商業施設では最大級の大型LEDビジョン等最新鋭の設備を用意。スポーツや音楽イベントの開催を予定している。
 4階には遊具やベンチ、レストランなどを配置し、屋内外がシームレスにつながる「そらくもひろば」を、1階には約1,000席のフードコート「こもれびフードホール」を開設する。
 子育て世帯からアクティブシニアまで幅広い世代がターゲット。埼玉初・所沢初の店舗など142店舗が出店する。

 サステナビリティの取り組みとして、ウッドチップ舗装や間伐材ベンチなどを採用し、埼玉県産材を活用。「ZEB Oriented 認証(物販)」「CASBEE A ランク評価」などを取得している。

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DX

情報通信技術やデータを活用して、事業の内容や進め方を抜本的に変革すること。英語のdigital transformationの略。

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