東急不動産(株)と、東急不動産ホールディングス(株)の100%出資子会社であるTFHD digital(株)は13日、東急不動産が運営する複合施設「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」と商業施設「東急プラザ原宿『ハラカド』」(いずれも東京都渋谷区)等に、まちづくりDXサービス「Machi-wai(マチワイ)」を導入したと発表した。
「Machi-wai」は、デジタルスタンプラリーやデジタルルーレットなど、回遊を促す機能を備えたエリアマネジメントツール。今回、そこから得られる来訪者の属性や行動データを可視化・分析することで、訪問者の回遊促進とにぎわい創出につなげていく。
「Shibuya Sakura Stage」では、「Machi-wai」を活用したLINEの友達登録用のプレート設置とデジタルスタンプラリーを実施。来場者の年代や興味関心といった属性情報を獲得し、再来を促す施策やメッセージ配信に利用していく。「東急プラザ原宿『ハラカド』」では、「東急プラザ表参道『オモカド』」(東京都渋谷区)と連携し、LINEの友達登録を通じ電子ギフト券の配布を行なっている。
今後も、JR他「渋谷」駅を中心とした半径2.5km圏内の、いわゆる広域渋谷圏をはじめとした施設で、継続的に「Machi-wai」を活用していくとしている。