不動産ニュース / 開発・分譲

2024/8/22

つくばにマルチテナント型物流施設/オリックス不

「つくばロジスティクスセンター」外観

 オリックス不動産(株)は21日、マルチテナント型物流施設「つくばロジスティクスセンター」(茨城県つくば市)が完成したと発表した。

 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「つくば中央」ICまで約4.7km、常磐自動車道「谷田部」ICまで約9kmに位置。つくばエクスプレス「研究学園」駅まで約9kmで、路線バスもあることから通勤利便性にも優れる。敷地面積2万3,800.18平方メートル。鉄骨造4階建て、延床面積4万9,530.65平方メートル。

 1、2階に最大56台が同時接車できるバースを構え、梁下有効高は約5.5mを確保。荷物用エレベーターと垂直搬送機をテナント区画ごとに1基ずつ実装した。募集区画は最小約3,200坪からで、最大4テナントの入居が可能。
 施設内には、約100席のカフェラウンジを用意する。BCP対策として、24時間稼働想定の非常用発電機を設置するほか、防災備蓄倉庫も設けた。

 環境面に配慮し、屋上には太陽光発電設備を設置。発電量が不足した場合でも、オリックス(株)が非化石証書付きの電力を供給するため、入居テナント企業は100%再生可能エネルギー由来の電力を利用することができる。CASBEE(新築)AランクとZEB Readyを取得予定。

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物流施設

貨物の保管・仕分けなどのための施設。物流センター、倉庫などであるが、保管機能だけでなく流通加工の機能を備えたものもある。必要な設備は貨物の性質や施設の用途によってさまざまで、その立地は、輸送方法や用途に応じて選定される。倉庫事業者が施設を建設し、賃貸する方法で運営されている場合が多い

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