三井不動産(株)は22日、旧「そごう川口店」建物のリニューアル計画として、「(仮称)川口駅前商業施設計画」を8月に着工したと発表した。リニューアルを経て、同社ブランドの商業施設として2025年春に再開業する。
そごう川口店は、21年2月に閉店。その後、同店の(株)そごう・西武持分等を三井不動産が取得していた。同店はJR京浜東北線「川口」駅東口からペデストリアンデッキで接続されており、また駅前交通広場のバス停留所には約30系統の路線バスが乗り入れるなど、交通利便性が高い。今回の計画で、駅前地区の利便性とにぎわいの向上を図る。
敷地面積は約8,900平方メートル。建物は、鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造地上11階地下2階建て、延床面積約6万8,800平方メートル。店舗面積は約2万1,500平方メートル。旧そごう川口店の特徴である大時計や大理石などを残しながら、アパレルやコスメ、生活必需品を取り扱う物販店舗、生鮮やスイーツのグルメ店舗など、バラエティに富んだ約100店舗を展開するとしている。