沖縄電力グループと東急不動産グループは29日、パラオ共和国のリゾートホテル「Palau Pacific Resort(パラオ パシフィック リゾート)」(客室数172室)における、再生可能エネルギー導入に向けた共同事業の基本合意書を締結したと発表した。
東急不動産グループが所有・運営する同ホテルは、パラオ共和国コロール州アラカベサン島の西岸に位置。1984年の開業で、現在パラオ共和国内で最多の客室を有するリゾートホテル。
沖縄電力グループはこれまで、パラオ共和国を含めアジラ大洋州を中心とする島しょ国へ、再生可能エネルギー導入や系統安定化に係る支援、国際協力を行なってきた。同グループの技術・知見などを生かし、ホテルの電力供給をよりクリーンで持続可能なものとするため、両グループが協働しCO2排出削減を図る取り組みを推進していく。
同ホテルに太陽光発電設備および蓄電池設備を導入。自家発電設備のディーゼル発電機の燃料焚き減らしを行ない、CO2排出削減を目指す。2025年度から供用を開始する予定。