不動産ニュース / 開発・分譲

2024/10/7

豪・ブリスベン市で賃貸開発事業に参画/関電不

賃貸住宅開発事業の外観イメージ

 関電不動産開発(株)は4日、豪州で新たに賃貸住宅開発事業(ブリスベン市、総戸数475戸)に参画すると発表した。豪州での賃貸住宅開発は同社初。

 豪州やニュージーランドで学生マンションを中心に開発等を行なうCedar Pacific社が手掛ける賃貸住宅開発事業に、現地法人Kanden Realty & Development Australia Pty Ltdを通じて参画する。

 計画地は、市街地内の西側で、中心部から約1.5kmに位置する。2025年に開通予定の新線Cross River Railの「Roma Street」駅徒歩約10分に立地し、ショッピングセンター、大学、美術館、博物館等も近接している。敷地面積3,729平方メートル。鉄筋コンクリート造地上31階地下4階建て。延床面積2万9,715平方メートル。

 豪州では継続的な人口増加による住宅不足、住宅価格の高騰が課題となっており、新規アセットタイプとして賃貸住宅が注目されている。同プロジェクトでも、総戸数のうち250戸を豪州政府から補助金を受けて、相場よりも手頃な賃料で供給する「アフォーダブル住宅」として提供する。
 間取りはStudio約37平方メートル、1BR約40平方メートル。2BR約76平方メートル。3BR約103平方メートル。
 アメニティ施設は、ルーフトッププール、フィットネスジム、シアタールーム、コワーキングスペース、BBQスペース等を用意。オール電化を備えるなど、豪州の環境認証Green Star 5Starを取得する。

 竣工は26年10月の予定。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

マンション

日本におけるマンションは、一般的には、鉄骨コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造で、3階建て以上の分譲共同住宅・賃貸共同住宅を指している。ただし、賃貸共同住宅の場合にはPC造・重量鉄骨造であっても、マンションと呼ばれることがある。

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年12月号
若手がもっと輝く会社づくり!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/11/5

「月刊不動産流通2024年12月号」発売中!

特集は、「若者の力を生かす人材戦略」。企業の成長には若い人材の獲得と定着が不可欠ですが、インターネットが当たり前の時代に育った今の若者たちには、従来とは異なるアプローチが求められています。若手社員の育成や働きやすい環境の整備に力を入れている不動産事業者の取り組みを知り、新しい価値観を持つ若者たちがどのように活躍できるのか、そのヒントを探りましょう!あなたの企業でも、未来のリーダーを育てるための新しい視点を見つけるチャンスかも…?