不動産ニュース / 開発・分譲

2024/10/10

渋谷に「酔う」「寝る」「整う」複合施設

「COERU渋谷道玄坂」外観。同ビルの1~3階で複合施設「渋谷文化進化」を展開する

 (株)BAKERUと(株)ヒトカラメディアは10日、15日にオープンする複合施設「渋谷文化進化」(東京都渋谷区)のメディア向け先行内覧会を開催した。

 「渋谷文化進化」は、JR山手線他、東京メトロ銀座線他、東急東横線・田園都市線「渋谷」駅徒歩6分に位置する、「酒場」「宿舎」「浴場」の3つの機能が体験できる複合施設。東急不動産(株)が保有する「COERU渋谷道玄坂」ビル(鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上10階建て)内に、1階・飲食店、2階・簡易宿泊施設・3階・サウナを備える。2022年に営業を終了した「カプセルホテル渋谷」をリノベーションしたビルで、4階以上は東急不動産が運営するセットアップオフィス。

 1階の飲食フロアには「渋谷文化進化RAMEN/TACHINOMI」が出店。ランチタイムには、横浜の行列店「丿貫(へちかん)」のラーメンを提供(11月8日より営業)。ディナータイムは立ち飲みスタンド「サ飯食堂」を営業する。
 2階の簡易宿泊施設「渋谷文化進化STAY」は、コンパクトドミトリータイプのホステル。男性専用で、宿泊者はサウナが利用できる。1泊5,000円から。
 3階の「渋谷文化進化SAUNA」は、“整い”スペースを備えた男性専用サウナ。昼15時から翌朝の11時まで営業し、最大収容人数は15人。従前の「カプセルホテル渋谷」の設備をそのまま利活用している。

 内覧会で施設説明を行なったヒトカラメディアの遠藤 幸一郎氏は、「渋谷はファッションやトレンドの発信地。渋谷エリアの新たなランドマークとして、日々渋谷で働くオフィスワーカーの方々はもちろん、渋谷に遊びで訪れた方、インバウンド観光の方などに魅力的な体験を提供していきたい」と話した。

1階ではランチタイムにラーメンを、ディナータイムにはクラフトビールや煮込み・点心などのつまみを提供する
2階の簡易宿泊施設。終電を気にせず気軽に泊まれる
昼15時から翌朝11時までオープンの男性専用サウナ

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エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。