野村不動産マスターファンド投資法人(NMF)は17日、2024年8月期決算を発表した。
当期(24年3月1日~8月31日)は、営業収益450億8,100万円(前期比14.5%増)、営業利益199億4,100万円(同31.4%増)、経常利益176億8,900万円(同36.5%増)、当期純利益176億8,800万円(同36.5%増)。1口当たり分配金(利益超過分配金を含む)は3,450円(同36円増)となった。
期中、6物件を取得し、3物件を譲渡。期末のポートフォリオは293物件、取得価格合計は約1兆1,020億円となった。東京圏への投資比率は84.0%、総賃貸可能面積は約221万平方メートル。ポートフォリオ全体の稼働率は98.9%(同変動なし)を維持している。
次期は、営業収益432億7,800万円、営業利益183億9,700万円、経常利益160億2,700万円、当期純利益160億2,600万円、利益超過分配金を含む1口当たり分配金3,446円を見込む。