不動産ニュース / IT・情報サービス

2024/10/28

「不動産情報ライブラリ」、液状化の発生傾向追加

 国土交通省は28日、「不動産情報ライブラリ」の新規データとして、同省都市局作成の「地形区分に基づく液状化の発生傾向図」を追加すると発表した。追加日は10月30日。

 「不動産情報ライブラリ」は、円滑な不動産取引を促進する観点から、不動産に関するオープンデータ等を活用し、利用者のニーズに応じて地図上に表示するシステム。利用に当たって特別なソフトは不要で、WebGISシステムを採用しスマートフォンやタブレットから閲覧ができる。9月30日時点で累計1,109万9,716PV、システム連携サービス利用者も2,200者を超えている。

 「地形区分に基づく液状化の発生傾向図」は、これまでの地震で発生した液状化被害を地形区分ごとに集計。全国を対象におよそ250m四方のメッシュごとに相対的な液状化発生傾向の強弱を、5段階区分で表したもの。2020年12月から「重ねるハザードマップ」で公開していた。

 今回の更新ではこのほか、「避難施設」(データ出典:国土地理院「地理院タイル」)、「不動産取引価格情報(同:不動産取引アンケート)」、「成約価格情報」(同:「レインズ・マーケット・インフォメーション」)についても更新する。

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不動産情報ライブラリ

不動産の取引価格、地価公示等の価格情報や防災情報、都市計画情報、周辺施設情報等、不動産に関する情報を閲覧することができる国土交通省のWEBサイト。不動産取引の際には、価格情報に加え、周辺の公共施設等や...

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