不動産ニュース / 開発・分譲

2024/11/6

野村不、相模原市とまちづくり等で連携協定を締結

 野村不動産ホールディングス(株)と野村不動産(株)は6日、神奈川県相模原市と包括連携協定を締結したと発表した。

 同社は現在相模大野エリアで「プラウドタワー相模大野クロス」(総戸数687戸、以下「同物件」)の開発を推進しており、今回の協定を機に、3者で相模大野エリアを含む相模原市全体について、地域経済の活性化・防災・スポーツ・まちづくりなどの取り組みを協力して進めていく。
 併せて、野村不動産は「暮らし潤いさがみはら寄附金制度」を利用して、相模原市に寄付を実施した。

 これらに先立ち、地域貢献の取り組みの一環として、野村不動産は物件の近くの相模大野中央公園に、タリーズコーヒージャパン(株)(以下、「タリーズコーヒー」)と協力してカフェを設置する。このカフェは広域的な帰宅困難者対策への取り組みの一つとして「災害時帰宅支援ステーション」としての役割も担う。公園のトイレについても、子育て世代でも使いやすいトイレへと改修を行なう。相模原市もベンチ増設や水景施設の改修などを実施する予定。
 また、JCOM(株)やタリーズコーヒーとエリアマネジメント組織を設立し、同物件の低層部に設置するにぎわい広場(仮称)における大型デジタルサイネージを活用したにぎわいの創出やイベントの実施も検討している。

 同物件は2025年11月の竣工予定。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

エリアマネジメント

地域における良好な環境や固有の価値を維持・形成・向上するための取り組みで、地域住民などが主体的に行なうものをいう。和製英語である。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。