東京都はこのほど、2024年第3四半期および24年9月の新設住宅着工統計を発表した。
第3四半期の新設住宅着工戸数は3万1,100戸(前年同月比1.7%増)と6期ぶりの増加となった。
利用関係別では、持家が3,573戸(同2.9%増)で2期ぶりの増加。貸家は1万8,072戸(同9.6%増)5期ぶりに増加した。分譲住宅は9,381戸(同9.9%減)と2期ぶりに減少。このうち、マンションは5,425戸(同4.7%減)と2期ぶりの減少、一戸建ては3,845戸(同16.6%減)と2期連続の減少となった。
地域別では、都心3区は631戸(同51.2%減)と4期連続の減少、都心10区は6,591戸(同10.5%減)と2期ぶりの減少。区部全体では2万4,612戸(同0.6%増)と2ヵ月連続で増加した。市部は6,385戸(同6.0%増)と2期ぶりの増加となった。
同月の新設住宅着工戸数は1万909戸(前年同月比12.4%増)と5ヵ月ぶりの増加となった。
利用関係別では、持家が1,156戸(同0.5%増)で3ヵ月連続の増加。貸家は6,723戸(同22.2%増)と2ヵ月連続で増加した。分譲住宅は3,021戸(同4.1%増)と3ヵ月ぶりの増加。このうち、マンションは1,602戸(同13.3%増)と2ヵ月ぶりの増加、一戸建ては1,374戸(同5.4%減)と7ヵ月連続の減少となった。
地域別では、都心3区は108戸(同60.0%減)と4ヵ月連続の減少、都心10区は2,592戸(同9.6%増)と2ヵ月ぶりの増加に。区部全体では8,886戸(同11.1%増)と5ヵ月ぶりに増加。市部は1,991戸(同18.0%増)と2ヵ月ぶりに増加した。