不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は18日、新築一戸建て(建売・注文)と既存(中古)一戸建ての購入者を対象に、重視・妥協したポイントなどを聞いたアンケート調査の結果を公表した。2022年7月~24年7月に新築一戸建て・既存一戸建てを購入した332名に実施した。
重視した「条件」では、「部屋数」(51.8%)、「設備」では「駐車場(近隣含む)」(41.3%)、「周辺環境」では「治安が良い」(44.3%)がトップだった。条件では、「リビングが広い」(44.9%)や「収納スペースが広い」(43.3%)も上位にランクインするなど、一戸建て購入者が広さを重視していることが分かった。
逆に妥協した「条件」では「眺望が良い」(19.3%)、「設備」では「宅配ボックス」(19.3%)、「周辺環境」では「最寄り駅から近い」(23.5%)がトップだった。周辺環境では、「最寄り駅・利用路線の利便性」(17.8%)や「周辺施設の充実度(スーパーやコンビニなど)」(12.3%)も上位にランクインしており、最寄り駅までの近さや周辺の利便性を妥協することが多いことが分かった。