不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は9日、「U20の一人暮らしデビュー実態調査」結果を公表した。
現在住んでいる賃貸物件で初めて一人暮らしをしてから2年以内の16~20歳の男女432人を対象に、ライフスタイルや求める住まいの条件・設備、住まいの探し方について、インターネットでアンケートした。
ライフスタイルについて、「あらゆる情報を調べて、失敗のない選択をしたい」については「そう思う」と「どちらかというとそう思う」との回答を合わせると88.4%と、「利用する不動産会社の口コミを訪問前に調べておきたい」については、「そう思う」と「どちらかというとそう思う」の合計が76.2%に達しており、事前調査を積極的に行なうデジタルネイティブ世帯の特徴が見られた。
さらに「紙での申込書や契約書などのやりとりは気が進まない」が6割以上、「デジタルを駆使して効率化を図るのは当たり前のことだ」は7割以上が「そう思う」「どちらかと言えばそう思う」と回答した。
現在の住まいで重視した住まいの条件/次の住まいを借りるときに重視したい条件は、「通勤・通学に便利」がトップ、設備は「バス・トイレ別」がトップとなった。住まいの探し方については、「不動産会社に行く前に自分で調べた情報」は『通勤・通学経路』が45.4%となり、「物件のこと以外で不動産会社に教えてもらいたい情報は何ですか?」との質問については、「治安情報」(47.9%)との回答がトップだった。
料理や洗濯、ゴミ捨て等の頻度について聞くと、「料理」は毎日(20.4%)だった。「洗濯」は週3程度(27.3%)、「ゴミ捨て」は週2程度(28.7%)、「湯船に浸かる」は全くしない(44.7%)が最多だった。